「45年前から通ってる」ファン絶賛! 昭和から愛される「豚汁」こだわりはうまみ出る脂 静岡・磐田市「とん汁桝形」【昭和100年愛されごはん】
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- Опубликовано: 13 апр 2025
- 2025年は昭和元年から数えて100年目。時代を超えて愛される名店の味を紹介します。今回は静岡県磐田市で70年続く豚汁が人気の店。お客さんの思いに寄り添い続けています。JR東海道線豊田町駅から車で約5分。昭和28年創業、磐田市の「とん汁桝形」の名物はなんといっても創業から続く味「豚汁」。具材は豚バラ肉、豆腐、青ネギの3種類とシンプルです。<客>
「10年前から来てます」
「一番は豚汁。一番うまいっす」
「最高!」
「子どもが小さい時からだから45年前くらいから通っている。(豚汁は)力のつくもの。元気がない時に食べると元気が出るもの」午前4時。桝形の2代目店主粟倉浩二さんです。<とん汁桝形 粟倉浩二さん>
「午前4時に起きてやるようになったのは、親父が死んで30年になるからな」粟倉さんのこだわりは、豚汁に入れる出汁にあります。<粟倉浩二さん>
「豚のバラ肉から出る脂がベースだから、それをいかに豚汁の中に出させるか。そのためには、時間をかけてゆっくりやるしかない。豚肉も柔らかくなるし、うまみもそこから出てくる」ブレンドした麹味噌にラードと豚バラを煮込んだ出汁を入れ、さらに4時間煮込んだ豚骨・鶏ガラなどの出汁を加えます。仕上げに昆布の出汁で味をととのえ、完成です。程よく柔らかい豚肉と濃厚な脂の甘みが口の中に広がります。セルフサービスで好きなおかずを選ぶのが桝形のスタイルです。人気の組み合わせは、豚汁とミナミマグロの刺身のセット。豚汁との相性は抜群です。
選べるおかずは約40種類あります。60年間継ぎ足したタレを使ったサバの醤油煮。昔ながらの和え物も人気です。
<粟倉さん>
「ここは(創業時)うちの前の道が昔の旧国道1号なので、浜松はバイクとか織物の機械とかいろんな機械を運ぶ運転手がいた。『なるべく温かいもので早く食べたい』と、こういう客が多かった」
お客さんの「早く食べたい」という要望に応えようと始めたのがセルフの食堂です。他界した粟倉さんの母・ふじさんのアイデアでした。
<粟倉さん>
「(母は)お客と話すのが好きだった。だから楽しみだったんだよね。ご飯よそうところに立っているのが。お客さんから『お袋がよそったご飯はうまいけど、お前はまずい』と言われたことがある。親しいお客さんから。だから僕もその人たちとお付き合いがある。息子さんが来たりお孫さんが来たり、それをずっと70年続けてきたわけだから、面白い」名店には、昭和の味が息づいています。
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